はじめての妊婦健康検診、何をするのか分からなくてドキドキしませんか?
何が必要で、受診票はどれを使うのかもよく分からない…とにかくお腹の赤ちゃんが元気なのか知りたい…いろんな思いがグルグルとうずまく中、検診当日を迎えました。
Contents
不安でいっぱいのはじめての妊婦健康検診
妊娠が確定してから2週間、とうとうやってきた妊婦健康検診の日。早くお腹の赤ちゃんがどんな状態なのか知りたい!そんな気持ちになりますよね。
お腹の中に何かがいるっていう感覚があっても、実際に自分で覗けるわけじゃない。特に体に変化がなくても流産していることだってあるらしいし、いろんな意味でドキドキするものです。
- 妊婦健康検診って何するんだろう
- 助成金の用紙は何が必要なんだろう
- 担当する先生とは相性が良いだろうか
さまざまな不安がよぎる中、一番不安だったのは「流産してたらどうしよう」ということ。
考えすぎかもしれないけれど体に何も変化がなくても流産する時はするし、まだまだ安定していない時期。とにかくビビりながら病院へと向かいました。
はじめての妊婦健康検診の流れ
わたしの場合は不妊治療を行った病院からの転院なので、この病院で診てもらうのは初めて。よく分からない状態で行きましたが、なんとか無事に終わりました。
状況や病院によって検診の流れも内容も異なると思うので、あくまで参考程度にしてくださいね。
用紙に必要事項を記入
- 最後の月経開始日と終了日
- 出産予定日
- 既婚か未婚か入籍予定があるか
- 既婚なら何歳で結婚したか
- お酒やタバコを嗜むか
- パートナーの情報(年齢やお酒やタバコを嗜むか)
- 過去の病気や予防接種の状況(風疹や水疱瘡など)
一般的な内容なので、記入に困る部分はあまりないと思います。月経開始日や出産予定日は事前に確認しておいた方が良いかもしれませんね。
あと過去の病気について。物心ついてからかかっている病気については記憶があるけれど、曖昧な部分もあるんですよね。母に確認して、次の検診で改めて伝えるカタチになりました。
尿検査と体重・血圧の測定
これらの検査は全てセルフ形式。
トイレに行って紙コップにお小水を取り、検査に出されるトレーの上に。
体重と血圧は測定すると用紙が出るので、その用紙を母子手帳に挟んで提出。
ちなみに体重は服を着たままだったので、思った以上に重たかったです(寒い時期なのでかなり着込んでいた)
医師の診察・超音波検査・子宮頸がん検診
診察室に呼ばれ軽く体調について聞かれたあと、すぐに診察台へ。
子宮頸がん検診については「一年以内に受けていますか?」と聞かれました。わたしの場合は受けていなかったので、今一緒にやっちゃいましょう。ということになりましたが、検診を受けるタイミングはそれぞれかと。
診察台に乗り検査開始。前に通っていた病院では、診察台の横にモニターがついていて子宮の中の様子がよく見えたんですね。だから何も言われなくても医師が何をやっているのかがなんとなく分かりました。
しかし、この病院にはモニターなし。モニターは付いているところの方が少ないのかもしれませんが、ある状態に慣れていたので何となく不安に。
途中で先生がカーテンを開けて、パソコンに映し出されるモニターを見せてくれたのですぐに不安は吹き飛びましたけどね。
「赤ちゃん元気にしていますよ」そう言われてモニターを見ると小さな赤ちゃんが。大きな頭に小さくうごく心臓、手足もはっきりとわかる状態。
「すごーい!」と言葉をもらしてしまうほど、サイズもカタチも2週間前に見た時よりかなり成長していました。
診断結果
赤ちゃんや子宮の状態などを簡単に説明されます。最後の月経から計算して赤ちゃんが順調に成長しているか、子宮の状態が問題ないかなど。
赤ちゃんは問題なく成長しているとのことで一安心。ただ子宮の中、赤ちゃんが入っている袋のすぐそばに少し血が溜まっていると言われました。
今後出血したり、痛みが出る場合があるかもしれないのであまり歩き回らないようにとのこと。原因はわかりませんが、おそらく●ではないかと。
今のところ痛みもないし、出血もありません。ただ今後ひどくなったら、切迫流産になり絶対安静が言い渡される可能性もありそう。とりあえず体に負担をかけないよう、激しく動くことは避けようと思います。
助産師から今後の流れの説明
今後の妊婦健康検診の流れや、検査についての説明を受けました。
妊婦健康検診は最初の検診でほとんどの検査を行ってしまうので、そのあとの検診は比較的。
スクリーニング検査についても説明がありました。詳しいことを知らなかったのですが、お腹の中の子供の状態がある程度わかるそうですね。
お腹の赤ちゃんに見られる異常には、発育異常、形態(見た目)の異常、染色体異常など様々なものがあり、約3~5%の胎児に何らかの異常が見られます(※1)。
胎児ドック(胎児スクリーニング検査)とは、主に染色体異常の可能性があるかどうかを超音波(エコー)などでチェックするための検査です。
そしてその検査で知り得た情報について「どこまで教えて欲しいか」を同意書に書いて次回の検診の際に提出します。
どこまでというのは、分かったことは全部知りたい。知らせなければならないレベルのものだけを知らせて欲しい。ちょっと気になるけど手の施しよのないものは不安になるだけだから知らせて欲しくないとか。
うーん難しい選択、まだどうするかは決めていませんが個人的には全部知りたいかなと。
あと性別を知りたいか知りたくないかも提出します。性別に関しては、事前に準備をしたいので断然知りたい派。産まれるまでどっちかドキドキしながら待つのも楽しみが増えていいですけどね。
血液検査
婦人科の検診が全て終わったあとに、血液検査がありました。まあ血液検査は基本です。
血液検査が好きっていう方もいるようですが、わたしは苦手。前に通っていた病院でさんざん血液を採取されたので、慣れてしまいましたけどね。
はじめての妊婦健康検診で必要なもの
- 母子手帳
- 妊婦健康検診受診票
- お金
- 保険証
- 紹介状
あとは超音波検査の時に服を脱ぐので、簡単に脱いだり着たりできる服が楽です。
とはいえ、わたしが初めての妊婦健康検診を受けた時はものすごく寒い時期だったのでガッツリ着込んでいました。
着替えに時間がかかっても、ちゃんとお医者さんは待ってくれますから大丈夫。体を冷やすほうが良くないですからね。
母子手帳
妊娠が分かった時点でもらっておくべき母子手帳。初めての妊婦健康検診の日付、血圧、体重などが記録されます。
もしかして
受診票
初回の検診はとにかく色々な検査をするのでお金がかかります。絶対に忘れないようにしましょう。
初回の妊婦健康検診だけではなく、妊婦超音波検査と妊婦子宮頸がん検診の受診票も使う可能性が高いので、冊子を丸ごと持っていった方が良いかと。
事前に名前や電話番号などの必要な情報を書き込んでおくと、必要になった時にすぐ使えるので便利ですよ。
お金
妊婦健康検診受診票を持っていても、最初の検査はかなりお金がかかることが予想されます。
病院によって検査の内容も違うし金額もかなり異なると思いますが、わたしが行った病院では一万円以上かかりました。
ここまでかかるのは初回だけと言われましたが、子供を産むまでかなりお金がかかるんだなぁと改めて実感。もう少し出産に優しい国になって欲しいものですね。
保険証
はじめて行く病院では必ず必要ですよね。いつ必要になるか分からないので、常に携帯しておいた方が良いでしょう。特に妊娠中は何があるか分かりませんからね。
紹介状
転院する場合のみ必要。紹介状があると前の病院からの情報がちゃんと引き継がれるので、スムーズに診察してもらえます。
また紹介状がないと余計にお金がかかってしまうこともあるようなので気をつけましょう。
さいごに
はじめてだとどんなことをするのか分からなくてドキドキしますよね。わたしの場合は病院も変わったので、今までと勝手が違って戸惑いました。
でも分からないことは看護師さんや先生に聞けば優しく教えてくれるので大丈夫。
わたしはとりあえずお腹の赤ちゃんが元気でいてくれただけで「やったー!」不安が一気に吹き飛びました。
それにしても少子化が問題になっているのに、新しく産まれる子供をサポートする制度がイマイチ充分でないのはおかしい。そう感じるのはわたしだけでしょうか?
まあ以前よりは改善されているようですが、もう少しなんとかして欲しいのが本音。今すぐでなくても、徐々に改善されていきますように。
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